【骨盤矯正(仙腸関節)/小顔矯正】

骨盤矯正

骨盤の歪みを整えてバランスを改善しするという理論と技術です。骨盤には仙腸関節という仙骨と寛骨の関節があり、そこが歪むということです。


仙腸関節は沢山の強固な靭帯が結びつけており、数ミリしか動きません。(出産の場合はホルモンの影響により一時的に緩みますが、また時間とともに元に戻ります。)

骨盤矯正&仙腸関節マニュピレーションは、様々な意見があります。

問題としては、

1.仙腸関節の可動域の範囲の実際は?

2.手技で変化させることができるか?

3.ボディーワークで変化するか?

が考えられます。

骨盤の歪み?

ちなみ、骨盤の「歪み」という判断方法ですが、骨盤は全てが対称的ではなく、非対称の方もいると考えられます。骨の個体差については、この記事をご覧ください。

▷構造/骨格の個体差について

下の図は実際の写真をもとに骨盤をイラストにしました。

このように左右の高さが個体差として元から違う場合があります。

このようなクライアント様に「ASISやPSISの高さが違いますね、骨盤が歪んでます。」と検査をする意味はありません。

骨格をもとにして検査や判断を下す事は、そもそも間違える可能性が高いと考えられます。

また、仙腸関節マニピュレーションに関しては、参考になる研究があります。

マニピュレーションで変化しない

仙腸関節機能不全の症状がある患者10名に対して、12種類のマニピュレーションを行い、終わった後レントゲン撮影を行いました。

仙腸関節の位置は変化しなかった。 したがって、位置テストの結果は有効ではありませんでした。 現在の結果は、仙腸関節の操作によって達成される可能性のある有益な臨床効果を裏付けるものでも、証明するものでもない。…操作の影響に関するさらなる研究は、軟部組織の反応に焦点を当てるべきである。」

Manipulation does not alter the position of the sacroiliac joint. A roentgen stereophotogrammetric analysis.
Tullberg T, et al. Spine (Phila Pa 1976). 1998.

小顔矯正

小顔矯正とは、顔の骨の歪みをとって顔を小さくするという理論と技術ですが、これは消費者庁から根拠が何もないとの報告がありました。

消費者庁は「成人の頭の骨は下あご以外、手で動かすことはできず、小顔に見えても筋肉などが変形したに過ぎないという医師の所見などをもとに根拠はないと判断した」

まとめ

骨格は生まれつきの個体差があり、診断や判断基準にすることは、方向性を間違える可能性があります。

骨格は、判断基準の「たったひとつ」ということを頭の片隅に入れておくことが大切だと考えられます。


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