【胸腰筋膜の神経終末と腰痛】

胸腰筋膜とは?

胸腰筋膜とは、背中から腰にかけて分布する強くて硬い筋膜です。広背筋、腹横筋、腹斜筋、大臀筋、脊柱起立筋群などと繋がりがあります。

その胸腰筋膜には多数の神経終末が分布しているという研究があります。

神経終末と腰痛

ポイントとなる文章を引用します。

「胸腰筋膜の皮下組織および外層は、感覚繊維で特に密な神経支配を示した 」

「恐らくは侵害受容性繊維を含むその高密度感覚神経支配のために、胸腰筋膜は腰痛に重要な役割を果たすかもしれない。」 

そして、その感覚神経線維には侵害受容性のものが含まれている。と書かれています。

Sensory innervation of the thoracolumbar fascia in rats and humans/J. TesarzU. HoheiselS. Mense

まとめ

腰痛の原因として、末梢神経や神経終末から考えられることは、

1.上臀皮神経   ▷上臀皮神経について

2.中臀皮神経   ▷ 中臀皮神経について

3.腰椎の後枝の皮神経

4.(3)の皮神経の終末の事かもしれない、この記事の神経終末。

の4点です。

他にも、腰椎から下肢にいく神経の影響もあるでしょうし、中枢神経の過去の腰痛の記憶や予期による痛みという可能性もあります。

胸腰筋膜に関していえば、表層の浅い部分に神経終末が密集しています。ということは、腰痛の原因の多くは、上臀皮神経、中臀皮神経、腰椎神経の後枝を含め、浅いアプローチで解決する可能性が高いと考えられます。

腰の神経


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